武満 徹（たけみつ とおる、1930年〈昭和5年〉10月8日 - 1996年〈平成8年〉2月20日）は、日本の作曲家。ほとんど独学で音楽を学んだが、若手芸術家集団「実験工房」に所属し、映画やテレビなどで幅広く前衛的な音楽活動を展開。和楽器を取り入れた『ノヴェンバー・ステップス』によって、日本を代表する現代音楽家となった。「死んだ男の残したものは」は、谷川俊太郎の作詞、武満徹の作曲による歌で、ベトナム戦争での死、戦争の無意味さを表したものである。友竹正則によって披露され、森山良子、小室等、デュークエイセスなどによって歌われている。戦争が絶えない現代社会で、再び世界で注目を受け歌われ、高い評価を得ている。永六輔もラジオ番組や執筆においてこの歌を高く評価し積極的に紹介をした。